拝啓
この度、日本看護倫理学会第8回年次大会を、神戸国際会議場にて、2015年(平成27年)6月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり開催させていただくこととなりました。
本学会を主催させていただけることは誠に光栄なことと存じております。
日本看護倫理学会は、2008年(平成20年)6月に第1回大会を開催して以来、今回で8回目を迎え、会員数は800名ほどになりました。
看護実践には、科学的な知識と根拠に基づく技術、そして実践家としての態度が求められます。
実戦家としての態度において重要なのは、知識・技術をどのように使い、看護の実践をどのように行うべきかという看護の倫理です。
そして看護専門職者はそれぞれが活躍する場において、対象となる人々の権利を擁護する存在(advocate)です。
近年の医療の高度化・複雑化がある中で、医療の現場は倫理的問題や葛藤が生じやすく、対象となる人々の尊厳が脅かされやすい状況にあるといえます。
このような社会環境の中で本学会は、看護倫理について、その定義や探究方法、倫理原則や理論と看護倫理の関係、現場の問題とその解決策について研究し続けてまいりました。
現在、設立8年目を迎え、更なる課題としては、看護専門職者が看護倫理の実践力を高めていくことであると考えております。
そこで、今回の第8回年次大会では、看護学教育、臨床実践現場・地域社会における様々な事象を看護倫理の視点から検討し、対象となる人々の権利を守るために必要な看護倫理の実践について、活発に議論できるようにしたいと考えております。
メインテーマは「看護実践が体現する看護倫理の真髄」と題し、学究的な立場だけでなく、実践的な立場からも、この問題を深く検討したいと存じます。
会場の神戸国際会議場は神戸の中心地にあり、交通の便も良く、参加者には学会の前後に神戸の町を十分に楽しんでいただけると考えております。
是非、多くの皆様にご発表ご参会いただき、活発な発表討議により、実りある学会といたしたく、鋭意準備中でございます。
つきましては、御社に当学会の趣旨をご理解いただき、各企画へのご協力を賜りたいと存じます。
是非、ご検討いただき、何卒、ご高配のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、貴社・貴団体の益々のご隆盛を祈念いたします。
謹白
平成 26 年 12 月 吉日
日本看護倫理学会 第8回年次大会 会長
佐藤 禮子
(関西国際大学 副学長 )
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お申し込み後、要項を事務局より配布させていただきます。