日本臨床麻酔学会第34回大会、無事終了致しました!
とうとう日本臨床麻酔学会第34回大会も終了致しました。
ご来場いただいた皆さま、そして講演いただいたり、ポスター発表して活発に意見交換していただきました先生方、心より御礼申し上げます。
今回の学会では、臨床麻酔学会であることを全面に押し出すために連日3列の部屋では何らかのワークショップやハンズオンセミナーが開催されました。経食道エコーそして末梢神経ブロックへの応用で切っても切れない麻酔科医の道具となった超音波エコーですが、救急領域での体表エコーの応用のワークショップが初めて行われました。
もちろん学会のテーマはdiversityなのですが、性差の問題や労働環境よりは麻酔科医が活躍する場面としてのdiversityの広がりが各シンポジウムや特別講演の内容に反映しているような結果となりました。また地域的な広がりとしては、北米、アジア、ヨーロッパの広い範囲からの先生方にも日本国内では聞けない幅広い講演を聞かせていただきました。
一般演題については、偶然に興味深いポスターを通りすがりに目にすることができる利点を重んじて、アナログの従来通りの紙のポスター発表にしました 。ePosterの方が良かったでしょうか?
また流行りのアプリプログラムは止めて、一覧性に優れた紙製手のひらサイズプログラム集にしましたが、こちらもアプリの方が良かったでしょうか?
今回の第34回大会に参加いただきました皆様方より、率直な感想をいただければと考え、大会終了を宣言することと合わせてしばらく問い合わせメールの窓口を開けたままにしておきますので、感想をぜひお寄せいただければと存じます。
学会における究極のDiversityは開催者側の思い・考えだけではなくて、参加者の皆さんの感想にあるのですから!
ありがとうございました!
2014年11月3日 尾崎 眞